先日こんな質問が出ました。
「脚の裏側を使うということは表側はあまり使わないということですか?」というもの。
いえいえ、そうではありません。
無意識に楽に使ってしまう大きな筋肉はとても使いやすく、その分頼り易い。
だから、そこばかりに負担をかけた使い方になる、結果その部分だけ発達する→太くなる。
頼りにするところ、他にもあるのではないでしょうか?
それが「表」に対する「裏」
大腿四頭筋の裏ならば、そう!ハムストリングス。
バツンッ!!とやってしまいがちなところです・・・。
なんで?
ハムストリングスは膝を曲げるとき、足を膝から追って蹴り上げるようなとき(ルティレなど)で大活躍。それとは逆に脚が伸びた状態で振り上げるとしたら(グランバットマンなど)できるだけ伸びていただかないと大腿四頭筋に負担をかけるだけでなく、固いゴムを強く引っ張った時みたいに・・・そう、バツンッ!なんです。
使う=強くする
というイメージがあります。確かに強靭な筋肉なんて言い方をします。
でもそれだけでなく理想的に使えるのは「柔らかくしなやかで強い」使い方のできる筋肉だと思います。
これについても個人差、もって生まれた差があることは言うまでもありませんね。
ケガのリスクをできるだけ避け、そして使える筋肉をバランスよく使うことで筋肉のつき方~からだや脚のラインも美しく整えられるような自分のためのバレエレッスンをみつけていただければと思います。
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